八丈島での実績ベスト6
2019.02.21
実績その1
ー八丈小島のヤギ対策ー
1969年に八丈小島が無人島になって以来、残された家畜のヤギ10頭程度が野生化しました。800頭にまで繁殖したヤギは餌を求めて植生を食べ尽くし、島の裸地化が進行しました。その結果、沿岸への土砂流出を引き起こし、イセエビやトコブシなど沿岸漁業に大きな被害を及ぼす結果を招きました。
この問題は約20年前から問題視されてきましたが、2002年に漁協関係者から要望を受けた公明党八丈町議会が公明党都議そして山口なつおと連携し、都と町に改善策を要請しました。町はヤギの捕獲・移送予算を確保し、現在、約260頭が”保護”されています。
山口なつおも視察を重ね、漁業関係者や元八丈小島の住民らと意見交換してきました。今後も、国、都、町の議員が連携し、住民の声をもとに漁場再生と植生の復元を推進していく方針です。
実績その2
島の沿岸漁業を保護・違法操業の取り締まりを可能に!
八丈島を視察した山口なつおは、地元漁業の保護・振興の観点から国に働きかけを行ってきました。2002年8月から、漁業法に基づく都海域における「まき網漁業」に一定の条件が加えられ、大・中型のまき網漁船の操業が制限されました。
これによって、八丈島の漁業資源の枯渇に一定の歯止めがかけられる見通しがたちました。また、これまで民間協定で操業が行われていたため、違法操業の取り締まりができなかったことが問題となっていましたが、大臣許可制に移行したことで、海上保安庁が都と連携し取り締まりを強化していくことが可能となりました。
実績その3
離島振興法の改正で地域提案型の事業を可能に!
離島振興法が改正され、2003年4月から施行されました。この改正で、離島住民の創意工夫や地域の特性を生かした「地域提案型」の事業が、新たに国や都道府県からの支援対象とりました。
例えば、特産品の開発や観光業と連携した農村・漁村体験事業など、地域活性化の事業を盛り込んだ振興計画案を、八丈町など離島の自治体が作成し、都道府県に提出できるようになったのです。これによって、八丈島をはじめ、離島振興をめざす独自の取組みの活性化が期待されています。
山口なつおは、現地調査の結果を踏まえ、与党間の法案づくり議論の過程で、離島振興策として、これら施策の充実を強く主張し、改正法の中に、これら「地域提案型」の事業を盛り込むことに尽力しました。
実績その4
花いっぱい運動を提案し実現!
公明党八丈町議会は、草花で飾られた美しい街づくりへ具体的な提案を行ってまいりました。
島を花で飾ろうと八丈町は2002年から、「花いっぱい運動推進事業」をスタートさせました。同町の樫立・中之郷・末吉地区の住民が進める花と緑の町づくりへの取り組みを支援しています。
同地域の各自治会が進める空き地を利用した花壇づくりや、道路沿いの空間を活用した花木、草花の植栽に町が補助しています。現在、同地域の都・町道にはハイビスカスやパンジーなどの植栽が通行する人たちの目を楽しませています。
実績その5
「ホタル水路」の整備を推進
夏の風物詩「ホタル」―。八丈町議会公明党が推進して鴨川に整備された「ホタル水路」が島の観光スポットの一つとして人気を呼んでいます。
この「ホタル水路」は鴨川の砂防工事とともに1989年に都が整備してきました。90年から水路を維持・管理している町は毎年、約2000匹のホタルを放虫しています。
毎年6月から7月にかけて輝くホタルの光は美しく幻想的で、訪れる観光客や島民を楽しませています。
実績その6
火葬場・待合室の整備を推進
公明党は、八丈町住民の願いの一つである火葬施設と待合室の早期整備を推進してきました。先には公明党八丈支部が浅沼道徳町長に対して、4千432人の住民の署名簿を添え、火葬場の施設整備と待合室の新設を求めて申し入れを行いました。
この申し入れには、伊勢崎町議や、山下松邦町議らが出席しました。要望に対して浅沼町長は前向きに取り組むことを約束し、現在事業が進行しています。